サービス 01
年次予算の構築
前年比調整ではなく、事業部門ごとの収益・人員・コスト構造から積み上げる年次予算を、5週間・3回のセッションで構築します。
年度初めに予算を作っても、月次の実績と照らし合わせる仕組みがなければ、予算は参照されないまま年度が終わります。数字の差異が見えても、どう解釈してどう対処するかが定まっていなければ、議論が毎回同じところに戻ります。
このサービスでは、何をどの基準で見るか、タイミングのずれと構造的なずれをどう区別するか、決定事項をどう記録するか——これらを設計し、月次レビューが実務の一部として定着するようにします。
期待できる変化
毎月同じフォーマットで予実を比較できるようになり、差異の傾向が見えやすくなる
「この差異は一時的か、構造的か」を議論する共通の判断軸が組織内に生まれる
レビュー会議での議論が整理され、決定事項が記録として残るようになる
担当者が変わっても同じ水準で継続できる運用ガイドが手元に残る
差異の解釈が属人的
実績が予算を上回ったり下回ったりしても、その差異が一時的なものか、構造的な変化なのかを判断するための基準がない。担当者の感覚で「問題なし」「要注意」と振り分けている状態。
議論が毎回ゼロから始まる
月次の会議で数字を見ても、何を議論すべきかのアジェンダがない。前回の決定事項が記録されていないため、同じテーマが繰り返し話し合われる。時間が経つほど改善の積み上げが見えにくくなる。
担当者が変わると崩れる
経理担当者の頭の中にある手順で運用されているため、担当者が交代するとどこから始めればよいかが分からなくなる。文書化された運用手順がなく、引き継ぎに時間がかかる。
予実管理が定着しない理由は、関係者の意識や努力の問題ではなく、仕組みが設計されていないことが多いです。何を見て、どう議論して、どう記録するかが決まれば、続きやすくなります。
このサービスでは、月次レビューの仕組みを三つの観点から整えます。まず、どのカテゴリーの差異を見るかと、何パーセント・何万円の差異から議論するかという基準を設定します。
次に、タイミングのずれ(請求書の計上月のずれなど)と、構造的なずれ(コスト増加の傾向など)を区別する判断の枠組みを整理します。この区別が、議論の質を決めます。
最後に、決定事項の記録方法と会議のアジェンダを設計します。3回目のセッションではTreasury Sentryがレビュー会議に同席し、設計した仕組みが実際に機能するかを確認します。
レポートフォーマットの設計
Step 1見るべきカテゴリーと差異の閾値を決め、毎月同じ形式で比較できるレポートを設計します。
判断軸と会議アジェンダの整備
Step 2タイミング差異と構造差異を区別する枠組みと、レビュー会議の標準アジェンダを作ります。議論が毎回同じ深さで進むようになります。
観察セッションとフィードバック
Step 3実際のレビュー会議に同席し、設計した仕組みの動き方を確認します。会議後に書面でフィードバックをお渡しします。
第1回
現状確認と設計方針
現在の予実管理の状況をお聞きします。どのカテゴリーを重点的に見るか、差異の基準をどこに置くかを議論します。既存の資料があれば確認します。
第2回
フォーマットと判断軸の確認
レポートフォーマットの草案と、差異を判断する枠組みをご確認いただきます。会議のアジェンダ案と記録テンプレートも合わせて確認します。
第3回
レビュー会議への同席
実際の月次レビュー会議に同席します。終了後に書面でフィードバックをお渡しし、仕組みの調整点を確認します。
第3回のセッションを月次レビュー会議の日程に合わせるため、全体のスケジュールはご状況に応じて調整します。5週間は目安であり、月次の会議サイクルによって前後することがあります。
予実管理体制の構築
5週間(目安) · 3回のセッション
含まれるもの
¥23,000 は、予実管理の仕組みを設計する5週間の作業と、その後何年も使える一式の納品物の対価です。フォーマットとガイドは自社の状況に合わせて設計するため、汎用のテンプレートとは異なります。
また、実際のレビュー会議への同席が含まれています。設計した仕組みが実務でどう機能するかを確認した上で、書面でフィードバックをお渡しします。机上の設計で終わらせないための段階です。
お支払いについて
開始前に半額、納品時に残額というスケジュールをご提案しています。別のご希望があればご相談ください。
差異の大きさより、差異の種類が重要
予算との差異が100万円あったとしても、それが請求書の計上月のずれであれば来月に解消します。しかし人件費が構造的に増加しているなら、予算の見直しが必要です。この区別がなければ、毎回の議論が同じレベルに留まります。
閾値を決めることの意味
「差異が何パーセントなら議論するか」を決めておくことで、時間のかかる議論を必要な差異に絞ることができます。閾値がないと、小さな差異に時間を使い、大きな問題を見落とすことがあります。
記録が積み上がることの価値
レビュー会議での決定事項が記録されていると、3ヶ月後・6ヶ月後に「あの判断はどうなったか」を追跡できます。記録がなければ、改善の積み上げが見えず、同じ問題が繰り返されやすくなります。
このサービスが向いている企業
年次予算を作成しているが月次で見直していない企業、または予実比較を始めているが判断の基準や記録の方法が整っていない企業に向いています。予算の有無にかかわらずご相談ください。
年次予算が整っていないと予実管理体制を整えても意味がないのでは、というご心配があるかもしれません。ただ、予算の有無にかかわらず、まず現状をお聞きすることから始めます。
場合によっては年次予算の構築(サービス01)を先に行うことをご提案することもありますが、それも含めてヒアリングの後に率直にお伝えします。
スコープと費用は、ヒアリング後にご提示します。初回のご相談に費用はかかりません。
お約束していること
初回ヒアリングは費用なし。進めるかはその後にご判断いただけます
このサービスより他の支援が適切であれば、そのようにお伝えします
スコープと費用は開始前に文書で確認し、追加費用は発生しません
納品物は貴社の状況に合わせて設計します。汎用テンプレートの配布ではありません
2
ヒアリング(30分)
現在の予実管理の状況と、何が課題になっているかをお聞きします。費用はかかりません。
3
スコープと費用の確認
内容をもとに対応範囲と費用を文書でご提示します。月次レビューのサイクルを確認した上でスケジュールを設計します。
4
5週間のセッション開始
第1回セッションの日程を調整します。第3回は実際の月次レビュー会議に合わせてスケジュールします。
「予算はあるが月次で見直せていない」「差異の見方が担当者によって違う」——そうした状況があれば、まずお話しください。現状をお聞きした上で、適切な支援をご提案します。
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