アプローチの比較
何が違うのか、
正直にお伝えします。
一般的な予算管理の進め方と、Treasury Sentryの進め方を並べて整理しました。どちらが自社の状況に合うかを判断する材料としてご活用ください。
ホームへ戻る比較が意味をもつ条件
財務計画の進め方に「絶対的な正解」はありません。企業の規模・業種・管理体制の成熟度によって、どのアプローチが適切かは変わります。
このページでは、よく見られる一般的な予算管理の進め方と、Treasury Sentryの進め方を項目別に並べています。批判ではなく、差異の整理を目的としています。
対象としているのは、従業員20名から200名程度の企業で、初めて体系的な予算を作成する、あるいは現行の予算が実態から乖離していると感じているケースです。
一般的な進め方 vs Treasury Sentryの進め方
予算の出発点
一般的な進め方
前年実績を基準に数パーセント増減させる
Treasury Sentryの進め方
事業部門ごとの実態から積み上げる
前提条件の記録
一般的な進め方
数字のみが残り、根拠が共有されないことが多い
Treasury Sentryの進め方
すべての数字に前提条件を紐づけた登録簿を作成する
作業の主体
一般的な進め方
経営者または経理担当者が単独で作成することが多い
Treasury Sentryの進め方
担当者と並走するワーキングセッション形式で進める
キャッシュフロー
一般的な進め方
損益計算書の利益を資金と同一視しがち
Treasury Sentryの進め方
13週間ローリング計画で週次タイミングを可視化する
予実の比較
一般的な進め方
年次予算を作成しても月次で見直さないことが多い
Treasury Sentryの進め方
月次比較の仕組みと運用ガイドをセットで整備する
納品物の範囲
一般的な進め方
提案書やレポートのみで、運用フォーマットが伴わない
Treasury Sentryの進め方
ワークブック・前提条件登録簿・会議アジェンダ等を一式納品
支援後の自走性
一般的な進め方
継続依頼を前提とした構造になりやすい
Treasury Sentryの進め方
内部で継続できることを前提に設計し、引き継ぎを行う
なぜこの進め方なのか
「作る」より「使える状態にする」
予算書は作成した時点では価値がありません。月次で参照され、実績と比較され、乖離の原因が検討されて初めて意味をもちます。Treasury Sentryは納品後に内部で運用できる形を前提に設計します。
数字の根拠を残す
売上予測が¥28,000,000という数字があるとき、その前提は何か。どのセグメントの、どの単価と件数から来ているか。前提が明文化されていれば、来期の予算改訂は根拠から見直せます。
損益と資金は別物
黒字であっても資金が不足する週が存在します。季節性のある売上、支払サイトの長い取引先、設備投資の集中——これらはP&Lでは見えません。キャッシュポジションは別途計画が必要です。
担当者が主役のセッション
外部から完成した予算を持ち込んでも、担当者がその数字の根拠を理解していなければ翌月から更新されません。ワーキングセッションは、担当者が数字を自分のものにするための場です。
実際に何が変わるか
予算の精度
前年比調整型の予算は、事業構造の変化(新規採用、価格改定、取引先の変更)を反映しません。積み上げ型は実態の変化を組み込めます。
よく見られる傾向として、積み上げ型の予算は前年比調整型と比べ、実績との乖離が小さくなる傾向があります。ただし精度は企業の状況によって異なります。
資金繰りの可視性
月次P&Lだけでは資金の週次タイミングは見えません。13週間ローリング計画があれば、逼迫週を4〜6週前に把握し対応できます。
売上に季節性がある企業や、支払サイトが長い取引先を抱える企業では特に効果が出やすい領域です。
予実管理の継続率
予実比較は「やろうとしたが続かなかった」という企業が少なくありません。フォーマットと会議アジェンダが整備されると、属人化せず継続しやすくなります。
仕組みそのものを整備することが、継続の前提条件になります。
投資の透明性について
Treasury Sentryのサービスは、費用・期間・納品物の範囲を最初から明示しています。追加請求や継続依頼を前提とした価格設定はしていません。
各サービスの詳細な納品物については、サービスページをご参照ください。
費用対効果を考えるときの視点
- — 資金繰りの逼迫を事前に把握できれば、短期借入や支払の調整で対応できます。把握できなければ選択肢がありません。
- — 予算の前提が記録されていれば、来期の予算改訂は数時間の作業になります。記録がなければゼロから作り直すことになります。
- — 予実比較の仕組みがあれば、問題は「起きた後」ではなく「動き始めた時点」で見えます。
一緒に進めるとはどういうことか
よく見られる外部支援の形
- ·初回ヒアリング後、数週間後にレポートが届く
- ·完成した資料を説明されるが、数字の根拠はブラックボックス
- ·納品後は自社で更新するが、フォーマットが使いにくい
- ·翌期も同じ支援を依頼せざるをえない構造になる
Treasury Sentryの進め方
- —担当者と並走するワーキングセッションで数字を一緒に組み立てる
- —すべての数字の根拠を担当者が把握した状態で進める
- —内部で更新できるフォーマットと運用ガイドを納品する
- —翌期は自社だけで進められる状態を目標とする
一度作って終わりにしないために
財務計画の支援を終えた後、自社で継続できるかどうかは支援の設計によって大きく変わります。
Treasury Sentryが納品するフォーマットは、複雑なシステムや外部ツールを必要としません。担当者が日常業務の中で更新・参照できるスプレッドシート形式が基本です。
予実管理については、最初の1サイクルを観察したうえでフィードバックを行い、内部で安定して運用できる状態を確認して支援を終えます。
予算策定についてよく聞かれること
「うちは小さいので予算は必要ない」
規模が小さいほど、資金の余裕が限られている場合が多く、キャッシュフローの把握は重要です。また、採用や設備投資を検討するときに、それが資金的に実現できるかを確認するための基準がないと、判断が直感頼りになります。
「予算を作っても当たらないから意味がない」
予算の目的は「当てること」ではなく「計画と実績の乖離を把握すること」です。乖離が見えれば、それが一時的なタイミングの問題か、構造的な変化かを判断できます。乖離が見えなければ、何も判断できません。
「税理士がいるので財務は問題ない」
税理士は申告と記帳を担います。将来の資金繰り計画や、事業計画に基づく予算の構築は、通常の税務サービスの範囲外です。両者は補完関係にあります。
「コンサルに頼むと高額になる」
Treasury Sentryのサービスは¥23,000から¥41,000の固定料金です。支援の範囲と期間を最初から明示しているため、追加費用は発生しません。お問い合わせ前に費用を確認していただくことを推奨します。
こうした状況に当てはまる企業に向いています
初めて体系的な年次予算を作成しようとしているが、何から始めるべきかわからない。
毎年予算を作成しているが、前年比の調整になっており、現在の事業規模と合っていない。
売上の季節性や支払サイトの関係で、月によって資金繰りが不安定になることがある。
予算は作るが、年度内に一度も見直さず、何が計画と違うのかを把握できていない。
採用や投資の判断を、財務的な裏付けなしに行っている。数字で判断したいが仕組みがない。
外部に依頼せず、自社の経理担当者が運用できる予算管理の体制を整えたい。
まずは現状をお聞かせください
「自社に合うかどうか判断したい」という段階でのご連絡でかまいません。現状の財務管理体制と課題をお聞きし、どのサービスが合うかをご説明します。費用と期間は最初にお伝えします。
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